大型台風11号が日本に接近中 はたして日本上陸は?
台風12号(ナクリー)が、四国、九州地方に猛威をふるっています。
四国地方では、高知県や徳島県を中心に記録的な豪雨となっており、高知市内の全人口にあたる約33万人を対象に避難勧告が出されました。
テレビニュースを見ると、川の流れが強く、今にも川の橋げたが壊れるのではないか、という勢いですね。
台風12号による豪雨を伝えるニュース
降り始めからの雨量は、高知県の多いところで900ミリ近くに達し、四国ではところによって平年の8月1か月分の雨量を上回る大雨となっています。
土砂災害や河川の氾濫などに、十分気をつけてください。
12号は、黄海付近から徐々に進路を東寄りに変えつつありますが、なにせ時速15キロと動きが鈍く、それが雨を長時間降らせる要因ともなっています。
四国、九州地方のみなさん、行政当局などの指示に従ってすみやかに避難するなど、安全を確保してください。
12号は、このまま進むと、5日には日本海付近で熱帯低気圧に変わるものとみられます。
台風12号の進路予想図(毎日新聞より)
一方、台風11号(ハーロン)は、どうなっているのでしょうか。
11号は、午後12時現在、フィリピンの東付近を時速15キロで、西北西に向かっています。
この台風も速度が遅いですね。しかし、中心付近の気圧は925hPaで、最大風速は50mと非常に強い勢力です。12号以上の勢いを持っています。
11号がこのままの速度でいくと、6日には日本の南海上付近へ、そして7日以降、沖縄地方に近づくとみられています。12号よりも、日本上陸の可能性が高いといわれています。
台風11号の進路予想図(毎日新聞より)
お盆の前後あたりに日本直撃が予想されます。
行楽や帰省で出かける方は、台風情報に十分気をつけて下さいね。
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