田宮五郎さんが亡くなった病気 「くも膜下出血」とは、予防法は? [芸能]
元大映の二枚目俳優・故田宮二郎さんの次男、田宮五郎さんが、47歳という若さで亡くなりました。本名は、柴田英晃さん。
田宮五郎さん
出典元:drillspin.com
お父さんに似て、五郎さんもハンサムな顔立ちをしていますが。
「くも膜下出血」が原因です。怖いですね、この病気は。
以前も、「くも膜下出血」になり、その後懸命にリハビリを続けてこられたそうですが…。
同じ事務所に所属し、田宮さんと交際していた女優の浅野ゆう子さんも、傍らで渾身に介護をされてきました。しかし、残念な結果となりました。
田宮五郎さんは大学を卒業後、さまざまな職業を経験し、39歳で俳優デビューしています。年齢的には遅咲き俳優ですね。
NHK大河ドラマ「功名が辻」に出演したあと、デビュー翌年に「田宮五郎」に改名し、それから本格的な俳優活動をはじめます。
では、田宮五郎さんを死に至らしめた「くも膜下出血」とはどんな病気で、予防法はあるのでしょうか。
年齢的にいうと、40から60代ぐらいの方が多く発症するといわれます。発見が遅れたりすると、高い確率で死亡に至る恐ろしい病気です。また後遺障害が残る場合もあります。
「くも膜下出血」の前触れとしては、発症の数日前から血圧の乱高下が激しくなるということがあります。血圧の高い方に大きな乱れがみえたら、まず診察してもらいましょう。
発症すると、多くの方は脳の「動脈瘤」が破裂し、突然ハンマーやバットで殴られたような、ものすごい頭痛が起きます。体がのた打ち回るようだといいます。なかには、頭痛が発生しない人もいるようですが。
他の症状としては、嘔吐、下痢、目の異常、めまいなど。
一般的に「くも膜下出血」になりやすいのは、高血圧の方です。高血圧の人は、そうでない人と比較すると、「くも膜下出血」による死亡リスクが約3倍も高くなるというデータもあります。
血圧の高い方は、塩分の多い食事を好みます。塩分の摂取量が多いことがリスクにつながり、そうでない人と比較すると、リスクが男性で3倍、女性でも2.3場合にもなるからです。
喫煙者も、非喫煙者と比べると発症するリスクが高いといわれます。
となれば「くも膜下出血」を予防するには--
塩分控えめな食事にし、野菜類を多く取るようにする、過度なアルコール飲酒をしない、禁煙をする、などの点を心がけるということでしょうね。
もちろん、仕事などによる過度なストレスも原因のひとつとなります。適度に休養をとることも大事になりますね。
お互いに健康には気をつけましょう。
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