SSブログ

NHK朝ドラ「マッサン」が高視聴率をキープ そのわけは? [芸能]

スポンサーリンク




NHKの朝の連続ドラマ「マッサン」が、9月29日に放送を開始して以来、6週連続視聴率が20%台と好調だ。ドラマ初の外国人ヒロインが、視聴者に受け入れられた格好だ。

 

 

マッサン.jpg

         NHK番組ホームページより

 

このドラマ、「日本のウイスキーの父」と呼ばれるニッカウヰスキーの創始者・竹鶴政孝と、そのスコットランド人妻・リタがモデル。

 


ドラマでは、亀山政春(竹鶴政孝)とエリー(リタ)夫婦を、俳優の玉山鉄二さんと米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんが演じている。


 


「マッサン」とは、日本語を話せるようになりたいというヒロイン・エリーが、愛情を込めて表現した夫の呼称。ウイスキー開発という夢を追いかける日本男児と大阪弁を流暢に話す気品に満ちたスコットランド人妻の人情ドラマとして出来上がっている。


 


ドラマ出演で来日し、にわかに日本語を学んだ割には、エリー演じるフォックスさんの日本語はたしかに上手だ。


 


第1週の週間平均視聴率は213%と好スタート。その後、第2週は206%、第3週206%、第4週は209%、第5週は200%を記録、6週目も20%台を記録した。


 


なぜ視聴率がいいのか。


 


まず高視聴率だった「花子とアン」の好調さが、そのまま次のドラマにつながっているのではないだろうか。


 


そして「花子とアン」もそうだったように、「マッサン」もある意味、実在していた人物をモデルにするなど、史実に基づいている。ドキュメンタリー性が視聴者に受けているのではないだろうか。


 


このドラマの時代背景も要因として挙げられる。今でこそ外国人妻は珍しくないが、当時としては、まれなケースだ。このあたりも視聴者をひきつけている要因ではないだろうか。


 


そしてよく指摘されているのが、過去にNHKで放映されたドキュメンタリー番組「プロジェクトX・挑戦者たち」をドラマにしたような内容だという点だ。    


         プロジェクトX.jpg

     引用元:http://www.gapsis.jp/2013/12/hulu-nhk.html

 


「プロジェクトX・挑戦者たち」は、日本経済が高度成長を誇った時代に、さまざまな分野のプロジェクトが多くの困難を乗り越えて結果を出すまでの過程をドキュメンタリー風に描き、高視聴率をあげた番組


 


このドラマも、竹鶴政孝とサントリーの創始者・鳥井信治郎(ドラマでは鴨居欣次郎)など、ウイスキー造りに熱心に取り組む男たちを描いており、サラリーマンが好むようなドキュメンタリー要素を含んでいる。これも男性視聴者をつかんでいるひとつの要因ではないだろうか。


 


たしかにこのドラマの主題歌を聞いていると、一瞬「プロジェクトX・挑戦者たち」のテーマ音楽「地上の星」を思い出させる。中島みゆきだから、当然でもある。


 


また脇役の存在も忘れてはならない。エリーをいびる姑役の泉ピン子、同じく相武紗希、サントリーの創始者を演じる堤真一など、演技に長けた俳優が脇を固めているのも、このドラマが好評を博している理由でもあるだろう。


 


今後このドラマがどう展開し、視聴率をこのまま維持できるのか。注目していきたい。


 

関連記事⇒NHK朝ドラ「マッサン」で話題の”ヌードモデル”  女優・柳ゆり菜とは?

 

 




スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。